子供に話すように書く
考えていることを、文字に起こすっていうのはとても苦手なんだよ。
何も考えていなかった事に気づくからだなぁ。
ものを書くのがうんと上手な人は、どこまで考えて書き始めるんだろうね。書きながら考える人もいるのかね。
そういえば仕事の場面でも、動きながら考える人と、ある程度考えてから動く人に大きく分かれるね。
仕事の場合は前者のほうがいいと思うんだよ。
動いてる途中でさ、動く前には想像しなかったことが起こるんだよね。自分じゃコントロールできないことってたくさん起こるんだよ。
それが嫌だっていう人も結構多い気がするけど、俺はそれが結構好きなんだよ。いいこともわるいことも起こるのが仕事で、それは身を任せた方がいいね。
コントロールできないことをいやだと思うんじゃなくってさ、コントロールできないことが普通だって思うと、なんかすっきりするよ。
でも楽しかったとか、またやってもいいなって思うのは、その時じゃなくて、終わったあとなんだけどね。
最中はもう、不安だったり、なんなんだ!なんて叫びたくなったりするんだよ。でも、それでも終わったら、またなにか起こってもいいな。なんて思うんだよね。
そんなことばっか繰り返すうちに、あちこちに傷が付くこともあるんだけど、年代物のかっこいい中古車みたいに生きたいもんです。
今書いてることは、動きながら書いたことだし、上手くいかずに傷がついたような気がする内容だけど、なんとなく満足はしてるんだよ。
もっとたくさん書いて、いつか誰かに何かを感じてもらいたいと思ってるよ心の底から。